クレイモア

屑男 撲滅抹殺委員会!

−前へ歩く−

...なんだ、ありゃ。」

 白い死神を知らない貴時が、そんな事を呟く。

 。

「は...ははははは!」

「!」

「とうとう来たぞ!! 俺の最後の切り札が!!」

z

ぐる

「死にたくなかったら俺の前に跪け!! そうしたら生命だけは助けてやる...」

「それは出来ない。」

バキン

z

「大事な医療器具が...」

 貴時がうめくように呟いたが、本当の問題はそれでは無い。

。。

「...君の親である御緒史氏は、とても哀れだった。」

「?」

「娘を愛せなかった罪は、私が許した。」

「親を愛せなかった罪も、私が許そう。」

「神の使いである私が許す。 神の世界で、皆、幸せに暮らすが良い。」

ぶちっ、

誰が、何故、お前に許される必要がある?


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