今の今まで身に付けていたタンクトップとパンティーは、無造作に床に落ちている。
エデン母がカーテンの向こうに消えてから、マルキーニがここに到着するまで、一分と掛かっていない。
きっとエデン母は、いきなり着ている物を脱ぎ去り、エデンの父親の股間に腰を下ろしたのだ。
マルキーニの責めを、ギリギリの線で耐えていたに違いない。
前後に、激しく動かす体に汗が滲む。
「うふっ、こうなると思ってた...」
じっと、両親の性行為を眺めながら、自分の胸と股間に手を持っていく。
正直、ろくに発達していない胸は性感帯としては心もとない。
「うーん...」
前をはだけさせ、直に胸を触ってみる。 先端のサクランボはあまりに小さく、手を動かしても、まるっきり引っかからなかった。
自分の母親や桐子の胸だと、手を動かす度に、サクランボが擦れていた。 その感触が自分には無い。
小さいながらも、乳首を中心に責めてやれば違うのだろうが、まだそこまでの知識は無い。
胸はあきらめて、股間のマスターベーションに集中する。 こちらは一応、刺激を感じるだけの成長は遂げていた。
子供のマルキーニは、クリトリスの存在を知らない。 パンツの中に手を入れて、ワレメをなぞる。
そう、嬉しそうに呟いて、微妙な刺激に酔いしれた。
。
一方のエデン母は、 もう、娘に見られていても止められない程に、刺激に没頭していた。
「ああっ、あなたっ、ゴメンなさいね!? ゴメンなさいっ!!でも、我慢できないっ。」
訳の解らない言葉を大声で口走りながら、何かに取り付かれたかの様に、激しく腰を降り続ける。
結合した股間はオシッコを漏らした程の愛液が流れ、動く度にブシュブシュと音を立てた。
眉をひそめ、絶頂寸前で耐えていると、突然下から、腰を突き上げられた。
思っていなかった刺激に、涙とよだれを垂れ流してあえぐ。
だが、下から突き上げられる腰は、止まる事は無かった。 殴られるような強い刺激が、延々局部に伝わる。
「ああーーーっ!!」
あっと言う間だった。
訳あって、自分が動くしかなかったSEXが続いていたが、今回は違う。 言わば、愛する行為ではなく、愛される行為。
エデン母は、久しぶりに自分の体を蹂躪される事により、あっさりと絶頂を迎えたのだ。
しかし、下からの突き上げは止まらない。 暴れ馬に乗っているかのように振り回されるエデン母は、振り落とされないように相手の体を捕まえる。
「うあっ、ダメ! 敏感になってるの!! 痛いのっ!!」
突き上げられる動きとは違う、痺れる様な小刻みな動き。
絶頂を迎えたために、性感帯が剥き出しの神経のようになっている。 そんな場所を、激しく削られて、意識すらも朦朧としていった。
涙と鼻水が涎と混ざり合う 、大人の女性とは思えない情けない表情。
愛液は勿論、ありとあらゆる体液を垂れ流していたが、とうとう最後の液体を漏らす事になる。
それを見ていたマルキーニも、流石に驚嘆の声を上げた。
「私がオネショしても、もう怒れないよねー。」
エデン母は、マルキーニのそんな声が、しっかり聞こえていた。
「......」
しかし、それでも反応は出来なかった。