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クレイモア

屑男 撲滅抹殺委員会!

−前へ歩く−

 今の今まで身に付けていたタンクトップとパンティーは、無造作に床に落ちている。

 エデン母がカーテンの向こうに消えてから、マルキーニがここに到着するまで、一分と掛かっていない。

 きっとエデン母は、いきなり着ている物を脱ぎ去り、エデンの父親の股間に腰を下ろしたのだ。

 マルキーニの責めを、ギリギリの線で耐えていたに違いない。

「はあっはあっ、いいわっ、気持ちいいっ」

 前後に、激しく動かす体に汗が滲む。

「うふっ、こうなると思ってた...」

 じっと、両親の性行為を眺めながら、自分の胸と股間に手を持っていく。

 正直、ろくに発達していない胸は性感帯としては心もとない。

「うーん...」

 前をはだけさせ、直に胸を触ってみる。 先端のサクランボはあまりに小さく、手を動かしても、まるっきり引っかからなかった。

 自分の母親や桐子の胸だと、手を動かす度に、サクランボが擦れていた。 その感触が自分には無い。

「...だから気持ちよくないのかな?」

 小さいながらも、乳首を中心に責めてやれば違うのだろうが、まだそこまでの知識は無い。

 胸はあきらめて、股間のマスターベーションに集中する。 こちらは一応、刺激を感じるだけの成長は遂げていた。

「うん...」

 子供のマルキーニは、クリトリスの存在を知らない。 パンツの中に手を入れて、ワレメをなぞる。

「あふ...やっぱり、おまんこの方が気持ちいいナ。」

 そう、嬉しそうに呟いて、微妙な刺激に酔いしれた。

 一方のエデン母は、 もう、娘に見られていても止められない程に、刺激に没頭していた。

「ああっ、あなたっ、ゴメンなさいね!? ゴメンなさいっ!!でも、我慢できないっ。」

 訳の解らない言葉を大声で口走りながら、何かに取り付かれたかの様に、激しく腰を降り続ける。

 結合した股間はオシッコを漏らした程の愛液が流れ、動く度にブシュブシュと音を立てた。

「!!」

 眉をひそめ、絶頂寸前で耐えていると、突然下から、腰を突き上げられた。

 思っていなかった刺激に、涙とよだれを垂れ流してあえぐ。

「あ、あなたっ、無理しないで、私が動くからっ!」

 だが、下から突き上げられる腰は、止まる事は無かった。 殴られるような強い刺激が、延々局部に伝わる。

「ああーーーっ!!」

 あっと言う間だった。

 訳あって、自分が動くしかなかったSEXが続いていたが、今回は違う。 言わば、愛する行為ではなく、愛される行為。

 エデン母は、久しぶりに自分の体を蹂躪される事により、あっさりと絶頂を迎えたのだ。

 しかし、下からの突き上げは止まらない。 暴れ馬に乗っているかのように振り回されるエデン母は、振り落とされないように相手の体を捕まえる。

「うあっ、ダメ! 敏感になってるの!! 痛いのっ!!」

 突き上げられる動きとは違う、痺れる様な小刻みな動き。

 絶頂を迎えたために、性感帯が剥き出しの神経のようになっている。 そんな場所を、激しく削られて、意識すらも朦朧としていった。

「.....」

 涙と鼻水が涎と混ざり合う 、大人の女性とは思えない情けない表情。

 愛液は勿論、ありとあらゆる体液を垂れ流していたが、とうとう最後の液体を漏らす事になる。

ジョーーーーー...

 痴呆のような表情のまま、股間から溢れた小便。 股の下の相手を黄色に染めていく。

「...うわーーーーっ」

 それを見ていたマルキーニも、流石に驚嘆の声を上げた。

「私がオネショしても、もう怒れないよねー。」

 エデン母は、マルキーニのそんな声が、しっかり聞こえていた。

「......」

 しかし、それでも反応は出来なかった。


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