エデンの家族の幸せを根底から覆した爆発事故。 その爆発は、エデンの父親が、エデン屋敷の敷地内で自家用車のエンジンキーを回した時に起こった。
久しぶりの家族でのドライブ。 運悪く一番近くにいたエデン兄を巻き込んで、車は爆裂した。
そして、爆裂の際に怪我をしたエデン母が、状況を冷静に判断する間もなく、この三人が現れ、エデン母と、幸いにも無傷だったマルキーニの自由を奪ったのだ。
エデンの父親は、世界随一のSPである為、敵が多いのは自分でも解っている。 屋敷内も敷地内もセキュリティーは自ら設計し監理している。
絶対万全の備え。 しかし、自分が世界一であるという慢心が仇となった。
マルキーニを抱えているこの男は、エデン母も知っていた。
エデンの父親のセキュリティーを全て解除し、逆にそのセキュリティーを利用して爆発を起こさせた。
後々、この爆発が”事故”として処理される理由である。
「違う、本当に薬は完成していない。 それは、まだ未完成品!」
エデン母は叫んでみるが、男達三人は聞いていない。
「この女、ヤってしまっても良いでしょう? どうせ。事故に見せかける為に、丸焼きにして殺すんだし。」
待ちきれないといった様相で、エデン母の股間を指で掻き回しながら、手前の長髪の男が言う。 後ろの角刈りの男も同様で、こちらは指を肛門の中に突っ込んでいた。
下着などは、とうの昔に剥ぎ取られている。
エデン母は、前後を責められる感触に悪寒を感じながらも、周りを見回してみたが、これといって事態が好転するような物は見当たらない。
エデン屋敷の庭園は、とても広く、塀もかなり高い。 そのため、ここで何が行われようと、外部に漏れる事はまず無く、外部からの助け等は期待できない状況だった。
「...だめだ。 万が一、体内まで火が通らなかったら、精液を証拠として残す事になる。 そんなヘマをしたら、今度組織に消されるのはお前達だ。」
エデン母の体を弄っていた男達の動きが止まる。
「確かに、こんな女の為に死ぬなんてお断りだしな。 でも、折角だから普通は出来ないような事でもさせてもらうぜ。」
「抵抗するなよ? したら娘が餌食だからな。」
言葉が終わる前に、角刈りの男がエデン母の腰を掴み、お尻を上げさせる。
四つんばいにさせられたエデン母は、犯される恐怖をここに来て初めて感じたが、男の言葉通り、抵抗はしなかった。
捕まって泣いているマルキーニが見える。 今、この男達に逆らって、マルキーニを確実に奪い返せるという自信が、手負いのエデン母には無かった。
カチャカチャという、ベルトをいじる音が後ろから聞こえた後、エデン母は肛門に何かを押し当てられた。
「!?」
肛門を無理矢理押し広げられた激痛に思わず息を呑む。 肛門に進入しようとしているのは、無論いきりたったペニスである。
普通に犯されると思っていたエデン母は、少しばかり混乱したが、アナルセックスは夫婦間で幾度となく経験済みだ。
自ら痛くないように、括約筋の力を緩めてやる。 ローションも無い状態なので痛い事に変わりは無いが、少しはマシになった。
ペニスは、肛門を押しつぶすように大腸に埋没し、完全にお尻の中に収まった。
「お前、アナルも経験済みのようだが、こんな事はされた事ないだろ?」
そんな言葉を背中ごしに聞いた後、自分と結合しているペニスの力が若干抜けた。
アナルに、いきなりペニスを入れられる痛みにも我慢したエデン母だったが、今度こそは悲鳴を上げた。
肛門とペニスの間から、黄色い液体が垂れはじめる。
今、角刈りの男は、自分の大腸の中に小便をしているのだ。
「く!」
エデン母は、この汚ない浣腸液が、体の中に溜まっていく圧迫感を歯を食い縛って我慢した。
だんだんと小便の勢いは無くなって行き、男の「ふぅ、」というため息と共に止まった。
浣腸の為に感じ始めた便意に体を震わせるエデン母から、ペニスをゆっくりと抜いていく。
簡便にペニスを抜き終えたが、ほんの少し内股に汚水が垂れただけで、肛門からの小便の噴出は無かった。
今、エデン母の大腸の中は、無理矢理注ぎ込まれた小便と自身の便が交じり合い、腹痛にも似た便意を感じている。 しかし幾らなんでも、こんな男達の前で糞便吹き出すようなマネはプライドが許さなかった。
肛門に力を入れて、汚物の噴出を堪える。
青ざめた顔が、その辛さを物語っているが、男達にしてみれば笑いのタネでしか無い。
「次は俺の番だぜ。」
もう片方の長髪の男が、やはり後ろに回る。
「だ、駄目!!」
エデン母が、今度こそ哀願するかのように振り返った。 今、肛門を割り開かれたら、間違いなく噴出してしまう。
「俺だって、本当は膣か口にしたいけどな。 でも、膣や胃に小便入ってたら、検死の時に疑われるだろ?...大腸の中は大丈夫ですかね!?」
最後の部分は、別の仲間へ問い掛けたものだ。
「...大丈夫だろう。」
マルキーニを捕まえている男が、興味なさそうにポツリと呟いた。
人間死ぬると筋肉が緩み糞便を垂れ流すのは誰でも知っている。
「そーゆうワケだ。」
「ああ!!」
再び肛門を押される感覚。 しかし、進入されるまで我慢する事は出来なかった。
肛門から、尿と便が関を切ったように噴出した。 辛うじて逃げた長髪の男の横を、いかにもという様な音を立てながら汚物が通過していく。
そして、地面に落ちるビチャビチャという音。
恥ずかしさのあまり体を仰け反らせてみたが、肛門からの噴出は、後ろから真下に変わっただけだった。
糞便ぶちまけるのを、笑う体勢を整えて待ち構えていた男二人であったが、思いがけないエデン母の可愛らしい仕種に見入ってしまう。
「......」
「...殺すのもったいないな。」
全て出し終えた後、突っ伏して顔を覆ったエデン母。
自分が噴出した汚物の行方。 脱がされた自分の服の上に溜まっているのを、顔を覆うその瞬間見えた。