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屑男 撲滅委員会!

−ブラック・アイズ−

その躊躇ない行動と、苦悶に満ちた表情は、まるで別人としか思えない物だった。

 大量の精液の混ざった小便を、まるで水のように、ゴクゴクと喉を鳴らし流し込みながら、アケミはベットのシーツを掻き毟る。

 自由にならない体での、精いっぱいの否定の表現である。

「......」

 ビールジョッキの中の汚物を完全に飲まされたアケミは、意識すらまともではいられなかった。

 男達が聞いてくれるはずがないのに、パクパクと口を動かして、胃の中にたっぷり溜まった汚物を吐き出したいと訴える。

 当然、アケミはそのまま乱暴に押し倒された。

 

 再び、性器と性器が結合する。

 しかしアケミは、先ほどとは違い、まったく行為に感じる事なく、目の前で上下にブレている男に対し、胃の中の汚物を吐き出したいと、訴え続けた。

 目の前の男に対し、涙目で、ひたすら口をパクパクさせて見せた。

 パシーーーン!

 瞬間、乾いた音と共に、アケミの顔が横を向いた。 男に横顔を張られたのだ。

『臭いよ。 そのまま横向いてろ。』

 ...これで、やっとアケミは我に帰った。

 男が、腰を降り続ける中、アケミは両手で顔を蓋った。

 我慢しきれないと、アケミは判断したのだ。

 今まで、もっと辛い思いはした事がある。 それはあるが、ここまでの屈辱は久しぶりだった。

 アケミの肩が小刻みに震える。 しかし、これは男に突かれているせいではない。

 男達は、それぞれもう一回づつ、アケミの中に最後の一滴まで精液を流しこんで、『接待』は終了したが、アケミはそれが終わった後も、顔を蓋ったままだった。

 アケミが震えている理由。 そして、蓋った顔の下のシーツが濡れている理由も、しっかり理解した上で、男達二人は笑っていた。


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