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クレイモア

屑男 撲滅抹殺委員会!

−前へ歩く−

  改造拳銃の弾よりも速く動く腕を称して、貴時が言った言葉。

”皆月京次と、同等の強さを持った敵”

「京次さんと同レベルの敵が、ここに居ると言うのですか!?」

 皆月京次の実力の一部を、病院の屋上で見た事のある高森夕矢が怪訝な顔を見せた。 あれ程の実力を持った人間が、そう、ぽこぽこ存在するとは思えない。

「ああ、改造拳銃の弾丸を避けられるなんて、俺はオヤジぐらいしか知ねーよ。」

 貴時がそう答えたものの、まだまだ常識の範囲内でものを見ている高森から、怪訝な表情が消える事は無かった。

「お前が撃ったという相手は、どんなヤツだった?」

「気味の悪いガキだったが、あいつじゃねーな。」

「!!」

「ルンタッターッ、ルンタッターッ」

「ルンタルタルタ、ルンタッターッ」

「ルンタタ、タァー♪」

「エデン マルキーニ、でぇす!」

クレイモア

屑男 撲滅抹殺委員会!

−前へ歩く−

最終話

(その十一)


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