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クレイモア

屑男 撲滅抹殺委員会!

−前へ歩く−

 陸刀加渓は、自分の体を支点にして、巨大斬馬刀を回し始めた。

 こうして、刀で身の周りを固め、敵の接近を防ぎ、尚且つ何時でも攻撃に転じられる。

 また、その攻撃の威力は、いつぞや大木を一刀両断したことからも解るように絶大無比だ。 受けようものなら、たとえ機動隊の盾であっても、真っ二つにされるだろう。

 だが雪之絵真紀は、何ら臆することなく、加渓の造り出す刃の竜巻の中へ飛び込む。

「加渓!!」

 カズ子が叫ぶ。 しかし加渓は、それより早く攻撃に転じていた。


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