り
学生時分、男友達と馬鹿やって。
性欲に駆り立てられて女を好きになり。
そして、子供がデキて、ある意味幻想をいだいたまま結婚し、家庭を持つ。
少なくとも、俺は、それらを手に入れたはずだ。
り
えー、思えば、女難で始まり女難で終わる。 そんな人生、歩んで参りました。
しかし、高校卒業後、幼なじみの最愛の女と結婚した俺は、幸せを満喫していたのです。
く
貧しいながらも、楽しい我が家。
まー、俺の稼ぎは、そんな貧しくもないんですがね。
とにかく、本来なら結婚十周年を超えた今、俺の家族は平穏無事に暮らしていなければならないのです。
ま