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*ちなみに名前不明、もしくは未定の人物は仮名で表示しています。

刃使いのヒットマン→刃渡 円
九節棍使いのヒットマン→九節棍之丞
鉄球使いのヒットマン→鉄(くろがね)
太郎の妹→花子(これはおなじみ)

「陸刀の修行旅行(バカンス)」

刃渡 円(仮名) 「おい、棍之丞。露骨に楽してんじゃねえよ。」
棍之丞 「せっかくのバカンスだしな。」
円 「バカンスじゃねえ!修行だっての!!」
棍之丞 「そうカッカするな。休息も修行のうちだ…」

マリー 「平和だねぇ…。こうして見てると、みんなヒットマンや鉄砲玉には見えないねぇ。」
鉄(仮名) 「……」
マリー 「ところで鉄。海でもその格好なのかい?」
鉄 「何を言う。これは水着だ。」
マリー 「え?いや、でもいつもと同じ…」
鉄 「水着だ…!ちゃんとそう書いてある。」
マリー 「でも…」
鉄 「水中メガネつきだ。文句なかろう。」
マリー 「……」

サラ 「…パクパク…。海に来てカレーが食べられるなんてね。「海の家」…あなどれないわ。京次が作るのより粉っぽいけど、…ングング…」
小判ザメ 「相変わらずだな。」
サラ 「ところで、小判ザメの水着って変わってるわね。」
小判ザメ 「男ならフンドシだ…」
サラ 「でもハッキリいって、いつもの格好と大差ないわ。」
小判ザメ 「……!!!!」
サラ 「…モグモグ……さてと、次は焼そばとラーメン。それとカキ氷とトウモロコシ…」
サラ 「(小判ザメの後ろにお友達が来てるみたいだけど…まあいっか…)」

タケ子 「ね〜、何で私がここにいるわけ?そりゃあ「陸刀」一家ではあるけどさ…」
タケ子 「お姉ちゃんに誘われて来てみたら、命やカズ子はいないしさ〜。いるとしたら…」
太郎 「お〜〜〜い!」
バキィッ!!!!
太郎 「グフ!!」
タケ子 「こんな奴だし…」

花子(仮名) 「たまには、こういうのもいいですね!」
陽紅 「そうだな。…でも、君のお兄さん…」
花子 「いいんです!ほっときましょう。」
陽紅 「そ…そうかい?」

タケ子 「もういや!ねえ、お姉ちゃ〜ん!」

アケミ 「みんなの労をねぎらうために企画してみたけど、楽しんでるようで良かったわ。」
皇金 「ところでこの旗、アケミが作ったのか?」
アケミ 「そうよ。…それがなに?」
皇金 「いや、お前も楽しんでるようで良かったな…と。」
アケミ 「そうかもね。ところで、旗持ち手伝ってくれてありがとう。」
皇金 「これぐらい…、お前一人で持てるだろうに(というか、持つ必要あるのか?)」
アケミ 「なによ!人を怪力みたいに言わないでよねっ。」
皇金 「実際、俺より戦闘力はあるしな…」
アケミ 「そういうデリカシーのないこと言ってると、女の子にもてないわよ。せっかくの美形なのに。」
皇金 「そうかい?」

タケ子 「お〜い!…って、聞こえてないわね。な〜によ、イチャイチャしちゃって!」
太郎 「な…なあ…」
ベキィッ!!
太郎 「がはぁッ!!」
タケ子 「あ〜〜〜っ、もう!!みことぉ〜〜〜〜〜!!!!!」

                          (完)

(イメージについて)
クレイモアの中ではありえないストーリーですね、これ。
この12人が顔を合わすこと自体ありえませんから…
まずタケ子は事情を知らずに操られてるだけだし、陽紅はしばらく日本にいなかったわけだから、帰国して殺されるまでの間にこんな時間の余裕は当然無い。
陽紅が帰国した頃には太郎にこんな元気は無いだろうし皇金は顎を砕かれてるはずだし、何より小判ザメは死んでます。
そしてサラは陸刀を抜けた状態だから一緒にいるはずはない。アケミはアケミで大変だろうし…
まあ、あるはずのない夢ですね。シャレとして笑ってやってください。


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